ボード工事の仕事内容は?
ボード工事は、主に建物の内装や外装の仕上げ作業を担当する仕事で、さまざまな種類のボードを使った工事が行われます。
ボード工事で使用するボードの種類は、内装の下地や仕上げとして使用される石膏ボードが一般的で、軽くて加工しやすい特徴があります。
音の遮断や吸音のために使用するのが防音ボードで、防音効果を持つ特殊なボードとなっています。火災から防護のために使用するのが耐火性のある素材でできている耐火ボードで、湿気の多い場所で使用するのが防水性能の高い耐水ボードです。
熱の伝導を防ぐために使用するのが断熱性のある断熱ボード。外壁の仕上げや保護に使用するのが外壁用ボードで、耐候性や耐久性があるのが特徴となっています。
これらの種類のボードを使用して行うボード工事は、設計図や仕様書に基づいて作業内容を確認したうえで、施工に必要なボードや関連資材を選定します。工事に必要なボードだけではなく、使用する工具の準備、ボードのカットや穴あけなどの加工も行います。
準備が整ったら、ボードを取り付けるための下地を整えます。ボードをフレームに取り付け、ビスや釘で固定し、ボードの接合部にパテを塗り、平らに仕上げます。 ボードの表面に塗装や壁紙などの仕上げ作業を行い、完成後のボードの状態を検査し、必要な調整を行います。工事後の現場を清掃し、施工場所を整理を行っていくのが仕事内容となっています。