軽鉄工事はどんな建物で導入される工事?
軽鉄工事は軽量鉄骨材を導入した内装工事のことです。
一般宅の場合は軽鉄工事を導入することはほとんどありません。
木材のみで内装が構成されていることが多いです。
それに対し、軽鉄工事が導入されやすいのはアパートやマンションなどの賃貸物件。
こういった建物では多くの方が居住している状況ですので、それだけ断熱性や防音性が求められます。
例えば、2階から1階への振動を防ぎたい、音の反響を防ぎたいケースも多いです。
そういったときに軽鉄工事を行うことで、少なからず防音性や衝撃性を抑えることができます。
軽鉄工事に導入される鉄板は厚さで言うと0.5ミリ程度なので、それほど厚いものではありません。
しかし、木材との2層構造になることで音の反響を抑えられる効果が期待できます。
非常に薄い鉄骨資材が使われていますから、部屋が狭くなったりなど内装に大きな影響を及ぼすことはありません。
なお、例えば天井や床面で軽鉄工事を行った場合、その鉄骨資材がむき出しになることはありません。
最終的には石膏ボードやクロスなどで覆われる形になります。
見た目上は軽鉄工事が行われていたのか、一般の方が判断できない状態になります。
軽鉄工事を希望する賃貸物件オーナー様からなどのお問い合わせが多くなっています。